“aganustam”(アガヌスタム) 成熟した社会の中では、人生:生活など自己実現の欲求は、ファッションにおいてはシーンに応じた自分を演じ分けようとし、劇場空間における自分をクローズアップすることになる。そのような意識を持ったストリートの若者は、日本で、いや世界で最先端の表現者であると言える。このようなリアルクローズを意識しながら、フラットライト(従来の下駄のスタイリングのフラットさ、桐素材のライトさ)という伝統の良さを現代にアレンジする。素足に近い快適感をそのまま生かしながら、異種素材を取り入れたデザインをする。革工芸職人とゲタ職人、そして若手プロダクトデザイナーのコラボレーションを通して、洋服とのコーディネートや、健康、ファッションの両面から世界中に強いメッセージを送る。 ゲタのまちマツナガからの逆提案です。